- 2017.06.03
- その他
東京考現学
東京・・・何時でも新鮮
東京はすごいぞ、最強だ!シリーズです。このテーマひとつでいくらでもブロゲそうなので、そういう意味でも東京は最強です。
東京は常に新しいものを見せてくれます。今で言えばG-SIXでしょうか。でも、そういう明らかに大規模でピカピカなものでなくとも、近所の街角が常に変化の途上にあるという意味でも永遠に新しいと言えると思います。
家に投資するなら、環境が変化している場所を選べ!
不動産会社に勤めているものとして感じるのは、不動産の投資機会というものがほとんどの場合「変化している街」にあるということです。世知辛い話ですが、お金が集まってそこに投資されるから街が変化するわけで、資金の投下→人が集まる、という循環が街の価値を上げていきます。
他方、大規模に再開発が進み、まわりがピカピカになり、家賃が上がりすぎると、負担能力のある企業・店舗・飲食店しかない、味気ない街にある可能性もあります。
自分の家を買うときには、勿論、地縁や学校、環境で選ぶことになると思いますが、もし、投資の観点でも考えるのであれば、
1. 都心に近いこと
2. 住んで面白いところであること。
がポイントになります。ところが、今は中古も含めて住宅の価格が高いので、簡単にいい物件はありません。そこで、これから不動産価格が全体として多少下がってもいい投資と考えると、着実に変化の途上にある街ということになると思います。
古くて新しい
以上を踏まえて考えると、「古くて新しい」というキーワードがあると思います。
ご存じの方も多いと思いますが、日本の公共交通システムの中心である東京駅から近く、相対的にまだ価格が安く、そして「古くて新しい街」として清澄白河を歩いてきました。
清澄白河はご存知のようにブルーボトルが出来て新しいカフェの街になっています。そこを巡ってきました。ここで例えば小さい一軒家を買って、1階を現代アートのギャラリーにして2階に住むというのは面白いと思いませんか?
話題のブルーボトル
おすすめのカフェ ザ・クリーム・オブ・ザ・クロップ
その他のカフェ
そして大江戸を感じさせる庭園
移ろう街、現代アートとしての東京
話はガラッと変わりますが、変化が激しいという意味では、渋谷でしょうか。そこに期間限定でしか見られない現代アートを見つけました。変化する街ならではです。
どこにも行けない空中回廊。
渋谷駅の再開発は一体誰が、全体を把握しているのだろうか?本当に最後には全部が繋がって完成するのだろうか?世界一人口密度の高い場所で、その機能を中断せず、進めるその計画の緻密さと参加している多くの工事業者の正確な仕事ぶりには驚嘆するしかありません。そこに、このような儚い現代アートが出現します。是非、渋谷にお越しの際は、時間を見つけて普段見ないものを見てください。
実は、静岡に向かう東名でも現代アートを見つけました。
東京考現学
話は長くなりましたが、皆様も東京の普段見ない所を立ち止まって見ていただけるとありがたいです。そこには、今後永遠に見ることができない景色があるかもしれません。