- 2018.06.14
- 店舗イベント
会員の皆様へ:セミナー「専門家、個人企業のためのブランディング戦略」開催のご報告
6月13日(水)にエキスパートオフィス会員向け無料セミナーを実施しました。
今回は、元衆議院議員公設秘書のご経験を活かし、現在、個人事業主、起業家、議員・候補者の個人ブランディングのコンサルティングを行われております、レイコーポレーション代表の小渕良子様にご登壇頂きました。
セミナーの冒頭、先生からは、ご自身が衆議院の公設秘書の経験と人脈を生かして、起業し、アパレルから化粧品へと事業を拡大された経験を話して頂きました。その当時、自分の「感性」で商品のマーケティングを行った結果失敗し、それに病気による療養も余儀なくされ、その間、失敗の原因と成功するために必要なことを真剣に考え、勉強をされたそうです。
そこで、先生が行きついた結論は、大企業であれば広告費を使って宣伝すればそこそこ売れるかもしれないが、個人企業や中小企業にとっては、「ブランディング」がなによりも大事であるということだったそうです。
ブランディングの本質は、競争相手を研究し、事業者として消費者にどのような価値を提供できるかということを真剣に精査し、また「お付き合いしたい顧客」を絞り込んで、そこに向けてメッセージを送り「ファン」を作って増やしていく作業だということだそうです。まさしく、議員候補者が当選を重ねるために必要な条件と一致します。
この事業者が提供できる「顧客にとっての価値」を見極め、その上で、顧客の「絞り込み」ができないと、情報があふれる現在、顧客側は「価格」で判断をすることになり、価格競争に陥ることになります。
そして、事業者が提供できる価値を見極めるには、自らが「経営者として何がしたいか」、という原点に戻って考えることが大事だそうです。
今回のテーマは、「経営とは何か」、という本質に近づく、示唆に富むお話だったと思います。この「骨太の幹」或いは経営の「目標」をしっかり見定めて初めて、「息の長い儲かる商売」をするためのファン獲得の手段として、実効性のあるホームページの構成・デザインから経営者の服装等までを総合的にプロデュースすることが可能となります。
本セミナーの資料または小渕先生へのご紹介をご希望でしたら、皆様の拠点の受付までお申し出下さい。エキスパートオフィス会員には当初無料相談に載って頂けるそうです。また、小渕先生が代表を務めておられます「レイコーポレーション」のホームページも是非、ご参考にしてください。
今後ともエキスパートオフィスでは各界のエキスパートをお招きし、会員の皆様の日々の業務に役立つセミナーを開催して参ります。