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サテライトオフィスとは?成功事例や選び方、在宅勤務との違いも解説

働き方改革が進行し、多様な働き方が生まれている昨今において、各企業も働き方やオフィスの在り方について様々な対策を行っています。そんな中、注目を集めているのがサテライトオフィスの活用です。近年、都市部・郊外・地方においてサテライトオフィスを設置する企業が増えてきています。

サテライトオフィスとは

サテライトオフィスは、企業が本社から離れた場所に設置するオフィスで、働き方改革が進む近年注目を集めています。支社と似ていますが、規模が小さく、社員のライフワークを支援するために設置されることが多いです。サテライトオフィスは「社内型」「都市型」「郊外型」「地方型」「プロジェクト型」の5種類に分類されます。例えば、都市型は新規事業や営業拠点として、郊外型は通勤時間削減のために設置されます。地方型は地方活性化や人材確保に貢献します。近年、多様な働き方が求められる中、サテライトオフィスの設置が増加しています。

企業がサテライトオフィスを持つメリット

サテライトオフィスのメリットは様々ありますが、今回はその中でも大きな設置要因となるメリットをご紹介します。

◆時間の効率化

郊外・地方にオフィスを設置することで、郊外や地方に住む社員の通勤時間を大幅に削減することができます。

都市部の拠点に設置することで本社に戻る時間・手間を削減することが可能です。通勤ストレスと従業員との仕事の満足度は相関性があるという研究結果もあります。

◆BCP対策

災害が多発している近年において、有事の際のリスク管理は重要です。

災害により本社機能が麻痺しても、サテライトオフィスが本社の代行として機能します。

災害の多い日本ではこのようなリスク管理も必要でしょう。地方に置くのであれば、災害発生時の拠点にもなります。

BCP対策について詳しく知りたいのであれば、下記記事をご参考にしてください。

BCP対策とは?

◆採用活動

採用活動が難しくなっている昨今。特に地方での人手不足は大きな問題となっています。

各社、出張面接やテレビ電話面接など首都圏や地方の人材獲得に向けて工夫をこらしていますが、なかなか成果が出にくい現状もあります。

そんな時、サテライトオフィスを設けることで、人材獲得の幅が大きく広がります。

今までアプローチできなかった地方や郊外に住む方や、育児や介護などで勤務時間に制限が出てしまう方に対しても、様々な働き方を提案することができます。

優秀な人材を獲得するために、サテライトオフィスは大きなアドバンテージになることでしょう。

地方本社の場合は、首都圏にひとつ支社を構えておけば、簡単に面接ができ、採用の拠点として活用することができます。

また、近年、働き方改革が進行し、多くの方が在宅勤務など自由な働き方をしています。

リモートでの仕事が可能であるならば、人材採用の拠点としてレンタルオフィスを利用し、首都圏に住む在宅スタッフを確保していくという方法も可能です。

出張面接を行うにしても、会議室を必要な時にだけ利用できるレンタルオフィスは、効率的な採用活動を実現してくれることでしょう。

◆コスト削減

社員の移動時間が減るため、通勤や営業にかかる交通費を削減できます。

また、都市部に支社・営業所規模の大きなオフィスを建てるよりも、レンタルオフィス等を利用してサテライトオフィスを持つほうがコストを低く抑えることが出来るでしょう。

レンタルオフィスをサテライトオフィスとして利用するのであれば、一般オフィスよりも下記の点で優れているのでオフィスの拠点としておすすめです。

サテライトオフィス勤務の成功例

日立グループは、多様な働き方を推進するため、サテライトオフィスを積極的に設置しています。社員は誰でも利用でき、移動時間の短縮や残業削減に貢献しています。2019年6月時点で61拠点があり、WEB会議やペーパーレス化も進行中です。

また、千葉県の株式会社パクチーは「勝浦シェアキャンパス清海学園」というコワーキングスペースを設置し、様々な働き方を実践する人々が集まる場として機能しています。このスペースはビジネスコミュニティとしても活性化に寄与しています。

サテライトオフィスの活用には、明確な目的意識と必要な設備投資、従業員が活用しやすい運用ルールや環境づくりが重要です。

サテライトオフィス勤務と在宅勤務の違い

サテライトオフィス勤務と在宅勤務の違いとそれぞれのメリット・デメリットについて簡単に見ていきましょう。

サテライトオフィスは本社とは離れた場所に設置するオフィスで、従業員の移動時間を削減したり地方創生に貢献する効果があります。在宅勤務でも同様のメリットがありますが、一番の違いはサテライトオフィスがメインオフィスと同等の設備環境を提供できる点です。

在宅勤務ではネットやシステム環境が劣ることがあり、家庭環境によっては集中力の維持が難しい場合もあります。一方、サテライトオフィスではそのような問題が起こりにくく、通常業務と同じように作業が可能です。ただし、サテライトオフィスには在宅勤務に比べてコストがかかる点がデメリットです。

現在では、設備が整ったレンタルオフィスやシェアオフィスも多く利用可能なので、それらを活用することも検討すると良いでしょう。

サテライトオフィスを選ぶ際のポイント

サテライトオフィスを選ぶ際には、以下のポイントを重視することが重要です。

  • 立地条件 サテライトオフィスの立地は、社員の通勤の利便性や業務の効率性に大きく影響します。都市部に設置する場合は交通の便が良い場所を選び、郊外や地方に設置する場合は社員の居住地に近い場所を選ぶと良いでしょう。
  • 設備 オフィス内の設備が充実しているかどうかも重要です。会議室や高速インターネット、電話回線、デスクやチェアなど、業務に必要な設備が整っているかを確認しましょう。
  • 運営会社 サテライトオフィスを運営する会社の信頼性やサポート体制も重要です。トラブルが発生した際に迅速に対応してくれる運営会社を選ぶことで、安心して業務に集中できます。

 

サテライトオフィスは「レンタルオフィス」の利用がおすすめ!

レンタルオフィスでコスト削減

首都圏のオフィスは高コストで、電話・インターネット・デスクなども必要です。レンタルオフィスなら、必要な備品が揃っており導入コストを大幅に削減できます。すぐに事業をスタートでき、受付スタッフも常駐しているので少人数での運営が可能です。会議室も必要な時だけ使えるため、固定費を抑えられます。

オフィスの拡張・縮小が自在

新しい事業は予測が難しいです。大きすぎるオフィスは賃料が高く、小さすぎると成長を妨げます。レンタルオフィスは、事業の成長に合わせて規模を調整できるため有効です。最初はバーチャルオフィスから始め、2人用、4人用とビジネスに応じてオフィスを利用するのも良いでしょう。

 

まとめ

今回は、サテライトオフィスと在宅勤務の違いについて解説しました。サテライトオフィスは本社と同等の設備環境を提供し、移動時間の削減や地方創生に貢献します。一方、在宅勤務はコストが低く家庭環境に適しています。それぞれのメリット・デメリットを理解し、事業形態や業務内容に応じて適切に使い分けることが重要です。適切な運用を心掛け、両者の利点を最大限に活用しましょう。

2020.04.14
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